ドリップコーヒーを抽出するには欠かせない器具がありますよね?
そう、ドリッパーです。
重要な器具なんですが、種類や形状が多くいまいちわからないな?と思ったことはありませんか?
ですので今日は、コーヒードリッパーについてお伝えしていきたいと思います 😀
この記事で
解決できる悩みはこちら
- どんな種類のドリッパーがあるか知りたいです
- 味の特徴の違いは?
- 人気のドリッパーってどれ?
- ペーパーフィルターがピタッとくっつくドリッパーと骨組みみたいなドリッパーだと何が違うの?

今日の記事を読み終えると
ドリッパーの違いを知ることで、自分の探しているコーヒの
味にたどり着けますよ 😁
【失敗】しないためのコーヒードリッパー選び。違いを簡単に解説
ここではコーヒードリッパーの具体的な特徴をお伝えしていきますね。
コーヒーのドリッパーは大きく分けると次の4つの要素に分解できます。
- 形状(三角、円錐、平底)
- 高さ
- リブ(みぞ)
- 材質
ドリッパー形状
ドリッパーの形状は一番大事です。
なぜなら味に1番大きく影響を与えるから。
ドリッパーの形状によってお湯の流れ方や、抽出までの時間が変わってくるんですね。
三角ドリッパー
一番一般的です。コーヒードリッパーと言えばこの形状と言えるでしょう。
円錐ドリッパー
円錐ドリッパーは、三角形状と比べるとホールディングタイムというお湯の滞留時間が長くなるので、味のしっかりとしたコーヒーができます。
特に粉の引き具合が同じなら、はっきりと違いが出てきますね!
平底ドリッパー
あまり見たことがない人が多いと思いますが、ドリッパーの中には底が平たい形状のものがあります。
特徴としては、三角の傾斜がついたものと比べるとお湯の落ちる時間が長くなります。
また三角形状だと先端部分がつまりやすいのに対して、平底は均一にお湯が落ちるため味が安定しやすいです。
ちなみにスターバックス店舗のレジ後ろにある業務用ドリッパーは、平底になっています。
1度店員さんが交換している時があったら確認してみてくださいね😀
ドリッパーの高さ
ドリッパーの高さは基本的に高い方が抽出までに時間がかかります。
傾斜角度が同じならなおさらです。
リブ(みぞ)
リブとはドリッパーについている溝ですね。
これがどんな影響を与えるのか?
みぞがあるとお湯を注いだ際、みぞをつたいながら落ちていくのでホールディングタイムと呼ばれる、お湯の滞留時間が長くなります。
そうすると味のしっかりとしたコーヒーができるんですよ!
もしこのみぞが無かったらどうなるか?
ドリッパーの内側がつるつるになるので、注いだお湯がストンと落ちます。
まずだいたいのドリッパーには、このみぞを付けて各メーカーが理想とする味になるように設計されています。
ドリッパーの材質
ドリッパーには主に次のような材質があります
- 金属、
- プラスチック、
- ステンレス、
- セラミック
金属製は主にゴールドフィルターと呼ばれるものです。
金は他の金属と違い匂いを移しません。さらに金特有の性質からクリアな味に仕上がりやすいため人気がありますね。
プラスチックは軽くて頑丈なため、どんな場所でも使える利点が○
ステンレスも軽くて頑丈でプラスチック素材と同じ利点を持っていますよ。
セラミックは重厚感があるので、空間を彩ることができる利点が優れています。
ただ落とせばすぐに割れるのと、冬場はセラミックが冷えるのでしっかり湯通しして温めてから使う必要があります。
人気のコーヒードリッパー(有名ブランド)
ここでは有名ブランドのコーヒードリッパーを見ていきましょう😁
一つはお気に入りが見つかると思いますよ!
スターバックス
商品名 オリジナルセラミックドリッパー
スターバックスのコーヒーを最大限引き出すために設計されたドリッパーです。
みぞの本数、長さや穴の数などは全て計算されて作られています。
スターバックスのコーヒーが好きな方は一つはあると良いでしょう。
ハリオ
商品名 HARIO (ハリオ) V60 03 透過 コーヒードリッパー
円すい形ドリッパー人気の火付け役となったメーカーですね。
円すいになっているので、抽出時のコーヒーの層が厚くなり、しっかりとした味が出せます。
またリブはスパイラルリブといって、螺旋状にすることでペーパーフィルターとドリッパーがペタッと付かないような設計になっています。
カリタ
商品名 カリタ コーヒードリッパー
温もりが感じられる陶器製のドリッパーです。
カリタは日本を代表するコーヒー器具関連の会社です。創業60年以上にもなり、日本のコーヒー愛飲家を支えてきたメーカーですよ😊
ちなみにカリタのドリッパーの象徴は、3つ穴です。
利点
穴が3つあることでドリッパーの先端に溜まってきた抽出液をすぐにカップに落とすことができ、余分な雑味を出さない
ドリッパーは1つ穴、2つ穴、3つ穴とあるのですが、どれが正解ということがありません。
あなたの好みの味が出せるドリッパーを探しましょう。
ケメックス
商品名 ケメックス コーヒーメーカー
アメリカケメックス社のドリッパー&サーバーです。
世界的にも人気で何よりこのデザイン性の高さが評価されていますね!
めっちゃおしゃれです。
ドリッパーとしては縦に長いので、コーヒーの抽出層がしっかりでき、それに伴い味のしっかりとしたコーヒーができやすいのが特徴。
家に1つあるだけで華やかになるので、かって損はしない商品だと思いますよ。😀
レビューの評価も平均4.6と高いので信頼もできますね!
フィルターがピタッとくっつくドリッパーと骨組みドリッパーの違い
あなたは下の画像を見て、見出しのような違いに疑問を持ったことはありませんか?
結論からいうと、上の2つのタイプの違いは次のとおり。
お湯の滞留時間(ホールディングタイム)が違います
骨組みドリッパーの方がホールディングタイムが短くなりやすく、お湯が早く落ち、その結果あっさり目のコーヒーができるんです。
対して通常のペーパーフィルタードリッパーは、ホールディングタイムがしっかりと取れる設計になっており、しっかりとした味のコーヒーができます。
特にアウトドア向けのステンレスドリッパーなどは、収納や持ち運びやすさに重点を置いており、その傾向が強く出ますね。
ドリッパー以外の抽出器具の味を知ろう
コーヒー器具には様々な種類があることをご存知でしょうか?
現在ドリッパーを使っている方もぜひ味の違いを知っておいて損はないと思いますので、ご覧になってください! ☺️
コーヒープレス | フィルターを使わないためコーヒーオイルがしっかり入り、風味が最大限引出される。あっさり目の味 |
ペーパーレスフィルター | フィルターを使わないため風味が引出される。あっさり目の味になる |
直火式エスプレッソ | 直火を使ってお湯を循環させて抽出するため、かなり濃いめのコーヒーになる |
パーコレーター | 直火を使用。コーヒープレスに仕組みが近いため、あっさりした味になる |
サイフォン | 蒸気圧を使った真空抽出法。いつでも同じ味が再現できる安定した味が売り |
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コーヒードリッパーまとめ
ドリッパーの味の違いには次の要素が関係してくる
- 形状(三角、円錐、平底)
- 高さ
- リブ(みぞ)
- 材質
通常の三角ドリッパーとステンレス製の骨組みドリッパーの違い。
ホールディングタイム(お湯の滞留時間)に違いが出てくる。
三角ドリッパーの方がホールディングタイムが長く、味がしっかりとしたコーヒーができる
ドリッパーは1つに固定しなくても、複数持っていることでいろんなメーカーのコーヒーに対応できるので、複数持ちがおすすめですよ😀