コーヒー

【簡単】1杯分のコーヒーの分量とおいしく入れるための【4つのコツ】

ドリップコーヒーを作る際に、抽出で困るこ
とはありませんか?

コーヒー1杯は10gって聞くけど
あってますか?

1杯分に必要なお湯の量ってどれ
くらい?

こういったコーヒー1杯分の抽出条件の疑問について今日は答えていきます

今日の記事を読み終えると

 

コーヒー1杯分に理想的な粉の量
とお湯の量

各メーカーの推奨レシピ

おいしくいれる4つのコツ

 

を理解していただけます

 

私は大手コーヒーショップで、10年以上の
キャリアを経てきました。安心していただき
たいと思います。

具体的な経歴は最下部にありますので、記事
を読み終えられましたらご覧ください

 

一般的な1杯分の粉の量

結論から言いますとコーヒー1杯分の
粉の量は

約10g~12g

と考えてよいです

なぜかというと多くのコーヒーメーカーが
推奨する基本レシピに、10~12gを当
てているからです。

実際に大手コーヒーメーカーの複数が
(カリタ、タリーズ、スターバックス、
UCC,キーコーヒー)が1杯分として
10gを基本としています

以下の表を見てください

表1 各社の基本レシピ

 

企業名 粉の量 お湯の量
スターバックス 10g 180ml
タリーズ 10g 150~200ml
UCC 10~12g 140ml
カリタ 10g 120ml
キーコーヒー 10g 120ml
ブルーボトル 28~30g(ブレンド) 350ml
サザコーヒー 20g 200ml

以上のことから、コーヒー1杯分と言われた
ら、10~12gを思い浮かべると良いと思
います。

ん?まてまて

下の2つおかしくない?と思われた方は、
勘が鋭い(笑)

ブルーボトルなにこれ?って感じるかもしれ
ませんが、これは1杯分ではなく2~3杯分
ですね。

おそらく1杯分10gでは、ブルーボトルが
理想とする味が出せないので、この変則的な
レシピになったと思われます。

サザコーヒーも1杯分が20gと多いですね。

サザコーヒーの場合は、お湯の温度も85~
90度を推奨していて、かなりこだわりを追
求しています。

これは間違っているわけではなく、自社のコ
ーヒーを限りなくおいしく飲むために追求し
た結果、だした答えなので正解です。

この見出しのまとめ

自分が飲むコーヒーの基本レシピがわからな
い場合は、10~12gを1杯分としてみま
しょう

1杯分のお湯の量

表1を見てもらってわかる通り、

1杯分のお湯の量は、各メーカー
ごとに推奨する量が違います

粉の分量以上に違いますよね。

これは各メーカーごとに焙煎具合や、理想と
する味がバラバラだからです。

Aメーカーは焙煎が深いため、お湯の量を
多くしても風味をだせる

Bメーカーは香りを重視するので、少ない量
ではなく20g以上300ml以上で抽出を
推奨する

とかです

しかしご覧になっている方の中には、

いちいち考えるのめんどくさいな・・

計算するの苦手なんですけど・・

という方もいるでしょう。

このような場合、とりあえず暫定的な
次のレシピを試してみてください

粉10g お湯150ml使用

このレシピなら、抽出過多で濃くなりすぎず
抽出不足で薄くなる可能性が低くなります。

あとは一度試してみて、自分の好みの味に
カスタマイズしていきましょう

 

 

10gの量ってどれくらい?

ここでは10gの量を写真で見てみましょう。

スクープに入れてみると10gは結構ありま
すよね?

しかしペーパーフィルターにセットしてみる

残念な感じがしませんか?

実はブルーボトルコーヒーやサザコーヒー
のレシピの粉の量が多いのはここに理由が
あるんです・・

その理由を次の見出しで解説します

1杯分をおいしくいれる4つのコツ

私の結論から言うと

①粉は20g以上で抽出する
➁しっかり粉とお湯の分量を量る
⓷蒸らしをする
④中心から円を描くように注ぐ

です

なぜならこの4つをすると抽出が安定し
ておいしいコーヒーができるからです

先ほどのブルーボトルやサザコーヒーの
答えは①ですね

正直10gで抽出するよりも20gの方
が抽出が安定します。

下の画像をご覧ください

上が10g、下が20gです

 

粉が2倍になるだけで、ペーパーフィルターに占める割合が増えましたよね?

こうなるとケトルなどでお湯を注ぎやすくなります

すると、粉を通さずフィルターにお湯をかけてしまったり、という状況を回避しやすくなります

あとは粉が少ないと、どうしてもコーヒーの濾過槽が崩れやすくなるんですよね。

ここだけの話、私はセミナーなどで10gで
抽出したことはありません

それだけ難しいのですね

ですのでおいしく入れるコツの①は

20g以上で落としましょう

です

2つ目のコツは分量をしっかり量る、です

②はおいしくいれるコツの中で一番重要です

私が今までお客さんに聞いてきて、一番間違
っているポイントがここです

ここの重要性の認識がみなさん低いんですよ

もちろん理由はわかります

めんどくさいから

ですね(笑)初めは量っていた人もだんだん
適当になり~のパターンが多いですね。

気持ちはわかるんですがここだけ頑張ってく
ださい!!!

!!!

伝わったでしょうか?

間違った分量で抽出しても、それは単なる
抽出不足や抽出過多になるだけで、おいし
いコーヒーは作れません(キッパリ)

もし自分が飲むコーヒーの基本レシピがわか
らないのであれば、暫定レシピの

粉10g(20g)
お湯150ml(300ml)

を試してください

3つめはコツは蒸らしをする、です

ドリップコーヒーをする際に蒸らしを
しないショップは、ほとんどないので
ないか?というぐらいです

蒸らしは約20秒ぐらいが良いです。

なぜ蒸らしが必要かというと、お湯の
通りをよくするからです。

ドリップの抽出においては、粉とお湯が
いかに理想的な接触の仕方をするか?
がポイントになります

この理想に近づけるための方法の1つが
蒸らしなのです。

コーヒーの粉には通常、植物の種だった
ためにガスが含まれています。

それを蒸らすことで外に逃がし、お湯の
通りをよくする役割を持ちます

お湯を注ぐと粉が膨らむのはそういうことですね

4つ目はお湯を中心から円を描くようにそそぐ
です

のの字を描くようにともいわれます

のののののののの

覚えましたか?(笑)

端にかけると濾過槽を削ってしまうのでNGです

中心からゆっくり、のの字を描くと自然にお湯が全体に行き渡ります

こうするとお湯と粉の接触が安定し、おいしいコーヒーに繋がります。

ぜひ試してみてください

 

自分の飲みたい1杯の量(ml)に合わせて粉を算出する方法

基本レシピはわかったけど自分はもっと
たくさんの量を入れたいんだけど?

自分のいつも飲んでいるマグに分量を
合わせたいです・・

こんな疑問なら次のように解決しましょう

例 スターバックス

推奨レシピ 粉10g お湯180ml

悩み・・240mlマグで飲みたい!

こういった場合です。

このようなときは

計算です

苦手な方はスルーしてください・・

10:180=x:240

180x=2400
x=13.3(13~14g)

これで240mlにしたいときは、粉を
13~14gにすればよいことが分かり
ます

結構便利なので私はよく使っていますね

 

 

まとめ

コーヒー1杯分と言われたら粉は
約10~12g お湯は150ml

各社には推奨レシピがあるので、
わかるなら使いましょう

おいしくいれるには4つのコツ
がある

 

今日もお読みいただきありがとう
ございました 🙂

 

 

 

 

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