コーヒーが好きだけど詳しくは知らないからまずは人気、有名な銘柄から飲んでみたい。そんな方も多いのではないでしょうか?
またよく聞く名前だけど、どこの国?どこの産地なの?といった疑問をお持ちの方もいるでしょうから今日はそのことについて記事を書いていきます。
あなたが今日の記事を読んで分かることはこちら
アフリカ産人気有名銘柄
エチオピアシダモ、イエガチョフ(エチオピア)


➡エチオピアについて
地域ごとに特色が変わったりするので後味がチョコレートのような舌触りのものや、すっきりとした酸味を持つものなどがある


アフリカからの有名銘柄は”エチオピアシダモ”です。エチオピアはコーヒー発祥の地とされておりエチオピアから全世界へとコーヒーは広がっていきました。
今でもエチオピアには昔ながらのコーヒー儀式が色濃く残っていてコーヒーがたどってきた歴史に思いをはせることが出来ます。
エチオピアにとってコーヒーの輸出は主要な産業となっておりエチオピアの収入の60%を占めるほどとなっています。多くのエチオピア人がコーヒー産業で生計を立てており、そのためエチオピア内の地域ごとにブランド銘柄が存在しています。
その中でもシダモ地方はエチオピア南に位置し洗練されたコーヒーを作り出すことで有名です。イエガチョフはシダモ地方の中の地域の名前で、時にはこちらの名前ででてくることもあります。
エチオピアには客人が来たとき用にカリオモンというコーヒーセレモニーがあります。日本ではお客さんが自宅に来たときはお茶を出してもてなすと思いますが、エチオピアではコーヒーでお客をもてなすのです。
エチオピアでは今でも伝統的に臼で炒ったコーヒー豆をすりつぶして粉にし、そのままカップに入れお湯を注ぎます。沈殿した部分は飲まずに上澄みを飲む感じですね。フィルターは使いません。
引用 Wikipedia
以前エチオピアに行ってこの原始的で伝統的な入れ方でコーヒーを飲ませてもらった人に話を聞いたら味がしっかりしていておいしかったとのことです。
自宅でやってみてもいいかもしれませんね。フライパンで炒ることができますので。

上はスターバックスコーヒーのエチオピアです。パッケージにはエチオピアの女性とコーヒーの木が描かれ、エチオピアのコーヒーセレモニーで使用するジャバナとカップがデザインされています。
キリマンジャロ(タンザニア)




➡キリマンジャロについて
現在ではキリマンジャロはタンザニア産全体を指すことが多いので特定地域の銘柄だと思わず、タンザニアのコーヒーとして楽しむと良いでしょう
キリマンジャロはとてもよく聞く名前ですがどこの国のコーヒーか知らない方も多いのではないでしょうか?生産国はタンザニアです。キリマンジャロの由来は”輝く白い山”だそうです。
またタンザニアは野生動物の多様性さでも有名でセレンゲティ国立公園は世界的にも有名です。
キリマンジャロの名前が有名になった理由はよくわからないのですが一つの説として以下の可能性があるようです。現在ではタンザニア産のコーヒーを一般的にキリマンジャロと呼称しています。
日本でキリマンジャロがブランドとして認識されるようになったのは、ヘミングウェイ原作の『キリマンジャロの雪』(1953年日本公開)がきっかけであると言われている
引用 Wikipedia
アフリカには他にもケニアやルワンダ、ブルンジなどおいしいコーヒーを少量ながらも栽培している国もありますので、見つけたら積極的に飲んでみてください。
では今日のアフリカ篇はここまでです。ありがとうございました。