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人気コーヒー豆の種類をまとめました。アジア編おすすめ

コーヒーが好きだけど詳しくは知らないからまずは人気、有名な銘柄から飲んでみたい。そんな方も多いのではないでしょうか?

またよく聞く名前だけど、どこの国?どこの産地なの?といった疑問をお持ちの方もいるでしょうから今日はそのことについて記事を書いていきます。

こちらはラテンアメリカ編アフリカ篇

今日の記事の内容についてあなたが分かるのはこちら

①アジアの人気有名銘柄について知り、
次のコーヒー購入の参考にできる
 

 

アジア産有名人気銘柄

 

スマトラ(インドネシア)

 

 

➡スマトラについて

①どっしりとしたコクと少ない酸味が特徴

 

 

値段的には250g 1200~1500円くらい。一般的な価格で購入できる

濃いコーヒー、コクのあるコーヒーが苦手の人でも後味がさっぱりに感じることがありまずは試飲してみることをお勧めします。コーヒーセミナーを開催すると参加者に人気になるコーヒーです

スマトラはコーヒー三大生産地インドネシア産の有名銘柄です。インドネシアは大小多くの島々から成り立っています。

インドネシアにコーヒーが伝わったのは17世紀後半にオランダが植民地先であるインドネシアに持ち込んだのが栽培が広がるきっかけになりました。

インドネシアはコーヒー豆の加工方法が他の国と少し変わっていて、コーヒーチェリーから果肉を除去して水洗いするのですが、その過程ですぐに乾かさずにわざと半乾きの状態にすることでコーヒーチェリーが本来持っている果実のハーブのような風味を生み出し酸味の少ないコーヒーを作り上げます。

大手コーヒーチェーンのスターバックスではこのインドネシアスマトラ産のコーヒーが核になっていて、季節限定のコーヒーに多くブレンドされています。

特に秋冬には欠かせないコーヒーとなっています

 

スターバックスコーヒーのスマトラ。スマトラ島固有種のスマトラトラがパッケージデザインとなっていてコーヒー豆の力強さを表現しています。

スマトラ マンデリン(インドネシア)

 

 

➡マンデリンについて

 

①深いコクと滑らかな苦み少ない酸味が特徴

 

インドネシア産コーヒーの特徴である深いコクと少ない酸味を体験してください。自分が思っているよりもあなたに合うかもしれませんよ?思い込みはコーヒーの世界を狭くしてしまいます

どうしても濃いコクのあるコーヒーは苦手だなと感じる人はミルクを入れてこのマンデリンのコーヒーを楽しんでください

 

マンデリンはインドネシアスマトラ島の一部地域で栽培されている高級ブランド銘柄です。

インドネシアは20世紀初めにコーヒー豆の病気であるさび病により多くのアラビカ種コーヒー農園がなくなり、かわりに缶コーヒーに使われるロブスタ種という栽培種が主になりました。

現在ではインドネシアのコーヒー生産量90%がロブスタ種、10%がアラビカ種と言われています。

マンデリンはさび病が蔓延した当時でも生き残ることが出来た数少ないインドネシアアラビカ種です。マンデリンの由来は栽培に関わってきた現地民の人たちから取られています。

トラジャ(インドネシア)

 

 

 

➡トラジャコーヒーについて

①スマトラやマンデリンといったコーヒーよりもさっぱりとした酸味を感じやすい。

 

 

 

トラジャはインドネシアスラウェシ島にあります。

島の形がkの字をしているので覚えやすいです。トラジャの由来は現地民の"高い地に住む人々"の意から取られています。

 

トラジャ地区
スラウェシ島はインドネシア諸島にある大きな島です。この地域に古くから暮らすトラジャ族の生産者たちによって栽培されました。

トラジャの建築様式はとても特徴的で、。伝統的なトラジャ地区の家屋は船の形をしていて、複雑な幾何学模様が彫刻されています。

コーヒー農園の大きさは一つ一つが小さく小規模農園が集まっています。

引用元 島のまにまに~インドネシアの小径~

 

船を意識しているのでしょうか・・私には象の鼻に見えましたけどね。この建築様式は一部の人たちだけが住んでいるみたいですが白川郷の合掌造りを思い起こさせます。

コピ・ルアク(インドネシア)

➡コピルアクについて

コピルアクは他のコーヒーたちとはかなり違った作られ方をします。インドネシアに住むマレージャコウネコが食べた未消化の豆を集めてコーヒーにするのです。ハクビシンもジャコウネコ科なので似ていますが豆は食べません。

引用元 Private Zoo Garden

コピはコーヒーの意味、ルアクはジャコウネコの現地の呼び名だそうです。コピ・ルアクはインドネシアのスマトラ島、スラウェシ島、ジャワ島などインドネシア全体で作られています。

作られているというよりもコーヒー農園で栽培されるコーヒーチェリーをジャコウネコが食べた後に実だけ消化されて種は排泄されるので、それを現地の人が収集して洗い乾燥させます。

ただもともとは自然の中でとれたもの、だったようですがコピルアクの人気の高まりによって飼育も行っているようです。

一度ジャコウネコの体内、腸を通ることで通常の加工過程とは違った発酵のしかたをすることで他のコーヒー銘柄にない香りを出すことで有名です。

コピルアクができる過程を見てもらえばわかる通り流通量が少ないので値段は非常に効果になります。香りの良さ×希少価値(流通量)でコーヒーは値段が決まります。

私は以前1万円程するコピルアクを飲んでみましたが事前のイメージとは違い甘い香りがしてコクと酸味のバランスが取れているおいしいコーヒーでした。

スマトラ、マンデリン、トラジャとはまた違うコーヒーですね。

このコーヒーは大手チェーンなどでは流通量の少なさ、品質の不安定さから販売は出来ないと思いますので、探すのならネットか個別のコーヒーショップだと思います。

アジアの有名人気銘柄はここまでです。今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ラテンアメリカ編アフリカ篇

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