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人気有名コーヒー豆の種類をまとめました。ラテンアメリカ編おすすめ

コーヒーが好きだけど詳しくは知らないからまずは人気、有名な銘柄から飲んでみたい。

そんな方も多いのではないでしょうか?

またよく聞く名前だけど、どこの国?どこの産地なの?

といった疑問をお持ちの方もいるでしょうから今日はそのことについて記事を書いていきます。

今日の記事を読んであなたが分かることはこちらの内容です。

①人気有名銘柄はどこの国でどんな産地なのかを知り、次のコーヒー購入に参考にできる

 

私は大手コーヒーチェーンで10年以上勤務し、プライベートでもおいしいコーヒーを飲み歩き勉強を積み重ねてきた経験からお伝えできると思います。

よく名前を聞くコーヒー銘柄

ラテンアメリカ産

ブルーマウンテン(ジャマイカ)

ブルーマウンテンについて結論からもう言ってしまいます

①コクと酸味のバランスの取れた口当たりの柔らかいコーヒー。芳香な香り

②収穫量が少なく非常に高価なコーヒー

③値段が安すぎるブルーマウンテンは本物ではない可能性が高いので注意(本物は5000~10000円は見ておく)

昭和世代の人はブルマン、ブルマンと良く聞いたことがあるのではないでしょうか。

”英国王室ご用達”のキャッチコピーで日本に浸透した、コーヒーの中でも高級品とされる銘柄です。

このブルーマウンテンはジャマイカ産です。えっ?ジャマイカでコーヒー作っているの?と思われるかもしれませんが

ラテンアメリカに位置しコーヒー栽培に適した気候を有しています。

その中でもブルーマウンテンは有名で名前の由来は山にかかる霧に日光が当たるときに屈折率の関係で青白く見えるそうです。

山の標高800m~1200mで栽培されこのエリアをブルーマウンテンエリアと呼びジャマイカ政府公認のブルーマウンテンとして出荷されます。

地図を見てもらうとわかるようにジャマイカはとても小さくコーヒー生産量も限られますのでブルーマウンテンの豆は高価格になります。


豊かな太陽の光と濃い霧や雨がもたらすブルーマウンテンエリアの気候は、昼と夜では大きな寒暖差があります。

この寒暖差がゆっくりとコーヒー豆を育て豊かな風味を生み出します。

コクと酸味のバランスが取れて口当たりがまろやかな味わいです。

私の感想としては日本人が好きそうな飲みやすいコーヒーだなというものです。

 
 

エメラルドマウンテン(コロンビア)

 

エメラルドマウンテンについて

①コクと酸味のバランスの取れていて飲みやすい日本人が好きそうな味。コロンビアらしいナッツの風味も〇

 

②エメラルドマウンテンはFNCコロンビアコーヒー生産者連合会が認定しているのでしっかりFNCが認定しているか確認すること

 

エメラルドマウンテンはコロンビアのコーヒーです。よく缶コーヒーで名前を聞きますね。

名前の由来はコロンビアの至宝エメラルドとアンデス山脈にちなんでエメレルドマウンテンと名づけられました。

コロンビアコーヒー全生産量の中でも、 厳選されたわずか3%未満の高級豆だけが エメラルドマウンテンとして認定されます。

 NGO団体のコロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)が認定を行っており厳しい基準をクリアした豆だけがエメレルドマウンテンを名乗れるのです。

100%手摘みで収穫されプロの鑑定士による7回のカッピング(試飲テスト)、

機械ではわからない欠点豆を人の目で見て選別するなど多くの工程を経て作られます。

このエメレルドマウンテンもラテンアメリカ産であるためにコクと酸味のバランスが取れているおいしいコーヒーです

 

コナコーヒー(ハワイ)           

 

 

コナコーヒーについて

①ラテンアメリカ産よりの味わいですっきりとしたおいしい酸味

 

②少量高価格のためにブレンドされることが多く、コナが10%入るだけでもコナブランドを名乗れる。

その点は注意。配合比率を確認するとよいでしょう。

なので100%コナか他の地区の100%ストレートがあればぜひ財布のひもを緩めて買うことをお勧めします

③ハワイのコナコーヒーも数が少なく高い人件費などのために値段は高価格。250g 5000~10000円は見ておく

コナコーヒーはハワイ州のハワイ島西岸のコナ地区で栽培されているコーヒーの名前です。

ブルーマウンテン、キリマンジャロと並んでコナコーヒーは世界三大コーヒーの一つとして数えられています

ハワイではこのほかに、カウアイ島やマウイ島でもコーヒーが作られています。

ハワイでコーヒー栽培が盛んなのは土壌環境によるところが大きいでしょう。

コーヒー栽培において火山性土壌というものはコーヒーを作るための栄養素を含んでおり、近くに火山があるというポイントは非常に大きいです。

ハワイの場合はキラウエア火山やマウナロア山など5つの火山からなっていてコーヒー栽培には理想的な環境が整っています。

キラウエア火山

ハワイではコナコーヒーが10%以上入ったものをコナコーヒーと呼べることになっていますので、コナコーヒーストレートなのかブレンドなのかを意識しておく必要があります。

ブルーマウンテンもそうですが250gで1500円とかそんな安い値段では”本物”は出てきませんのでその点注意は必要です。

引用元 ホノルルコーヒー

 

上の地図を見てもわかるようにハワイ島の西側にコナ地区がありその周を火山が囲んでいるのがよくわかります。

このような火山性の地形はコロンビア、グアテマラ、コスタリカ、ジャマイカなどの国々にも見られます

コスタリカ 

グアテマラ 

グアテマラ、コスタリカには複数メーカーで取り扱いがあり、かつ一般的知名度が高いと思うような銘柄がありませんでしたので固有名は出していません。

・・・・

が!

グアテマラ、コスタリカにはブルーマウンテン、コナコーヒーと同じような周りを火山で囲まれている、

というコーヒー栽培には欠かせない火山性土壌に恵まれていて肥沃な大地を持っている国です。

さらにラテンアメリカで栽培に適した気候も有しており他の有名銘柄に劣らない品質のコーヒーを輸出しているのでここで国名を取り上げました。

もし有名銘柄が高くて予算オーバーだという方はグアテマラ、コスタリカ産のコーヒーを探してみてください。

今日のラテンアメリカ編はここまで。アジア編、アフリカ篇もご覧になってくださいね。いつも記事をご覧いただいてありがとうございます。

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